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  • 著者岸政彦 打越正行 上原健太郎
  • 出版社ナカニシヤ出版
  • ISBN9784779514975
  • 発行2020年10月

地元を生きる / 沖縄的共同性の社会学

沖縄的共同性とは何か。それは沖縄の階層的現実とどのような関係があるのか。
教員、公務員、飲食業、建築労働者、風俗嬢… さまざまな階層の人びとの、「沖縄的人生」
●著者紹介
岸政彦
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016年)、『ビニール傘』(新潮社、2017年、第156回芥川賞候補、第30回三島賞候補)、『はじめての沖縄』(新曜社よりみちパン!セ、2018年)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房、2018年)、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(北田暁大・筒井淳也・稲葉振一郎と共著、有斐閣、2018年)、『図書室』(新潮社、2019年、第32回三島賞候補)など。
打越正行
和光大学現代人間学部講師、特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所研究員。専門は、社会学、沖縄、参与観察法。主な著作に『ヤンキーと地元――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』(筑摩書房、2019年)、『サイレント・マジョリティとは誰か――フィールドから学ぶ地域社会学』(川端浩平ほか編著、ナカニシヤ出版、2018年)、『最強の社会調査入門――これから質的調査をはじめる人のために』(木下衆ほか編、ナカニシヤ出版、2016年)、『持続と変容の沖縄社会――沖縄的なるものの現在』(谷富夫ほか編著、2014年、ミネルヴァ書房)など。
上原健太郎
大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。社会学。主な専門は沖縄の若者の就労問題。主な著作に、『社会再構築の挑戦』(谷富夫他と共著、ミネルヴァ書房、近刊)、『ふれる社会学』(ケイン樹里安と共編著、北樹出版、2019年)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学Ver.2.0』(有田亘・松井広志と共著、北樹出版、2018年)、『持続と変容の沖縄社会――沖縄的なるものの現在』(谷富夫他と共著、ミネルヴァ書房2014年、)など。
上間陽子
東京都立大学博士課程退学、琉球大学教育学研究科教授。専攻は教育学。これまで学校から逸脱する少年・少女や沖縄の貧困などについて学校内・学校外から調査してきた。主な著作に、『若者と貧困』(湯浅誠・冨樫匡考、仁平典宏との共編、明石書店、2009年)、『裸足で逃げる――沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)、『沖縄貧困白書』(加藤彰彦・ 鎌田佐多子・金城隆一・小田切忠人との共編、かもがわ出版、2017年)、『誰も置き去りにしない社会へ』(平松知子・鳫咲子ほか共著、新日本出版社、2018年)など。

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