中国仏教史の基本文献、初の全和訳。後漢時代から六朝期に至る約五〇〇人の高徳の僧の事績を集成した本書は、後の各種「高僧伝」の範となった。本冊には、道安・慧遠など、教理に精通し中国仏教の基礎を固めた沙門を録する義解篇一‐三を収める。