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  • 著者東川篤哉
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094088700
  • 発行2013年11月

謎解きはディナーのあとで 2

お嬢様の単純さは、幼稚園児レベルかと――
国立署に勤めるお嬢様刑事・宝生麗子と、彼女に仕える執事の影山が難事件に挑む、シリーズ累計365万部の国民的ユーモア・ミステリ第二弾。
立川駅近くの雑居ビルで殺害された30代半ばの女性。七年間交際していた二枚目の男は、最近、重役の娘と付き合い始め、被害者に別れを切り出したのだという。しかし、唯一最大の容疑者であるその元恋人には完璧なアリバイがあって――。困り切った麗子は、影山に<アリバイ崩し>を要求する。(「アリバイをご所望でございますか」)
廃工場の二階を改装したおしゃれな部屋で、若い女性の死体が発見される。バスルームで死んでいた彼女は、全裸で湯船に浸かっていた。そして、クローゼットからはなぜか被害者の集めていた帽子が忽然と消えていて――。(「殺しの際は帽子をお忘れなく」)
その他、「殺意のパーティにようこそ」「聖なる夜に密室はいかが」「髪は殺人犯の命でございます」「完全な密室などございません」の計6編。
巻末には書き下ろしショートショート「忠犬バトラーの推理?」収録!


【編集担当からのおすすめ情報】
失礼ながら、お嬢様――先ほどからのうのうとソファでくつろいで、高いワインをがばがば飲みながら、これにて一件落着みたいな顔をしていらっしゃいますが、本当にそれでよろしいのでございますか?」他、推理のみならず冴えわたる影山の”毒舌”もお楽しみください。「探偵コンビの系譜」がわかる大森望さんの解説も必読です!

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