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  • 著者東京都フリースクール等ネットワーク
  • 出版社プチ・レトル
  • ISBN9784907278755
  • 発行2020年11月

学びを選ぶ時代 / 子どもが個性を輝かせるために親ができること

「うちの子は、大人数でワイワイガヤガヤするよりも、少人数で静かに物事に取り組むほうが向いてる」
「うちの子は、自分の目で見て体験することが好きだから、そういう機会を大事にしてあげたい」
「うちの子は、自分で物事を考えて進めていくのが得意だから、その部分を伸ばしてあげたい」
自分の子どもに対してこうした考えを持っていても、「〇〇市△△町に住んでるから、あそこの小学校に入れるしかないのかな……」「子どもには先進的な学習をさせたいけど、小学校からお受験させるのはちょっと……」などと迷っている親御さんも多いのではないでしょうか?
現在日本には、公立・私立・国立などの既存の学校以外にも、ユニークな学びを展開しているスクールがいろいろあります。本書では、そうしたさまざまなスクールを紹介するとともに、実際に通っている(通っていた)子どもたちや保護者の体験やリアルな声、そしてスクール卒業後の進路などについても豊富に掲載。学校教育以外の「多様な学び」の魅力を伝えます。
今、子どもたちに求められているのは、「個性を大事にする」ことを前提とした「自己決定力」「創造力」「違いを尊重し合う力」など、正解のない時代を生き抜く力。
それにもかかわらず、学校現場では、一斉授業の時間割、集団行動、制服着用など、昔から変わらず「みんな一緒」が重視されており、時代錯誤を感じませんか?
今は、子どもの個性・親の考え方が多様化している時代。また、不登校の子どもたちが増加していることからも、「学校」以外の選択肢をもっと自由に選べるようになるべきではないでしょうか?
既存の学校以外にも、不登校の子どもたちが通う「フリースクール」、独自の教育方針を掲げている「オルタナティブスクール」、少人数制の「マイクロスクール」など、日本にもさまざまなタイプの学びの場があり、次のようなユニークな特徴を持っているところがあります。
・子どもたちが自分自身でカリキュラムを決める
・「先生と生徒」の関係じゃなく、大人は子どものサポート役
・個性が重視されやすい、1学年9人の少人数制
・キャンプや登山、米作りなど本物の体験がいっぱい
・ディスカッションやプレゼンが多く、自分の考えを発信できる
これからを生きる子どもたちに本当に必要なのは、「個性や得意を伸ばし、自己肯定感が上がる」環境です。そしてその環境は、親が用意してあげることができるのです!
もっと自由に、前向きに、「その子に合った」学びの場を選択していきませんか?

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