【特集「メディアと信頼」】
(座談会「信頼回復へのヒント」)権力構造に変化、取材手法見直し不可欠/可視化意識を、「だれのため」に立ち返れ(魚住昭・フリージャーナリスト、望月衣塑子・東京新聞社会部記者、南彰・朝日新聞政治部記者)▽(インタビュー「文春編集局長が語る「信頼とは」)スクープがもたらす正のスパイラル/親しくなっても書く覚悟(新谷学・文藝春秋執行役員、週刊文春編集局長)▽迫られる経営基盤の変化への対応/「スマートシュリンク」も選択肢に(曽我部真裕・京都大学法学部・法学研究科教授)▽首相交代劇で報道の劣化浮き彫りに/テレビは今を追うだけのメディアか(金平茂紀・TBS「報道特集」キャスター、早稲田大学大学院客員教授)▽「マスメディア共同体」を見直し/Trust Me から Show Meへ(瀬川至朗・早稲田大学政治経済学術院教授、ジャーナリズム大学院プログラム・マネージャー)▽崖っぷちのメディアの信頼/取材過程開示と「権力監視」に立ち返れ(高田昌幸・東京都市大学メディア情報学部教授)▽反論したり煩悶したりしていい/私は記者の言い分を読みたい(プチ鹿島・時事芸人)▽読者・視聴者を「サポーター」に/悩みや困難共有し、信頼につなぐ(小川明子・名古屋大学准教授)▽BLMが映す米メディアの危機/編集の多様性が信頼へのカギ(城俊雄・朝日新聞社デジタル兼国際担当補佐)▽メディア不信の若者たち/記者が姿見せ、信頼獲得を(石堂彰彦・大学非常勤講師)▽「表裏一体」の賭け麻雀とセクハラ/「ボーイズクラブ」解体を(林美子・ジャーナリスト)▽メディアを市民社会の道具に/対話型授業から考えるジャーナリズム(畑仲哲雄・龍谷大学社会学部教授)▽「権力との距離」を考える㊤/元記者規範幹事がみた「賭け麻雀」(津山昭英・朝日新聞社顧問)
【特ダネの記憶/片山隼君事故】
両親、記事で支え、不起訴撤回/検察「捜査誤り」認め、異例の謝罪(江刺正嘉・毎日新聞記者)
【連載記者講座 生活ジャーナリズムの実践-㊤】
暮らしのなかにある複合的な課題/縦割り意識から抜け出して発信を(清川卓史・朝日新聞編集委員)