版画の作者は、ほてはまたかしさんです。みんなは「ほてさん」と呼びます。
ほてさんは「のはらうた」が世に出たとき、のはらみんなとひとめぼれ?的な出会いをして、版画を彫りはじめました。
「のはらうた」を版画にして12枚もののカレンダーをつくり、それが5年分たまって「版画のはらうた」が生まれ、それから二十年たって、4冊目ができました。
「こねずみしゅん」の「あきのそら」など、同時期に刊行された詩集「のはらうたⅤ」から5点、「なまずなみざえもん」「あめんぼあきら」「らっこのっこ」などなど、ニューフェイスも増えて、ぜんぶで45枚もの版画が収録されています。