子どもたちが安全に生活できる環境をつくっていくのは、大人たちの役目です。でも、現在の社会では、毎日にち、多くの子どもたちが事故や犯罪に巻きこまれています。子どもたちの安全をどのように確保していくかは、家庭、学校、地域社会全体の課題になっているのはいうまでもありませんが、子どもたちが自分自身を守ることも求められています。
この『子どもが安全にくらすために読む絵本「わるいのは じてんしゃ?」』は、自転車の事故から身を守るきもちを、子どもたち自身に持ってほしいと願って書きました。
子どもの安全は、すべての人たちの願いです。
タナカ ヒロシ