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  • 著者満田拓也
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091260819
  • 発行2000年9月

MAJOR 31

▼第1話/決意▼第2話/心▼第3話/カリキュラム▼第4話/独房▼第5話/亀裂▼第6話/スパイク▼第7話/偵察▼第8話/倒すために。▼第9話/無限の可能性●登場人物/茂野吾郎(名門・海堂高校野球部の1年生。実の父も義理の父もプロ野球選手)、佐藤寿也(吾郎と一緒に海堂高校野球部に入部した天才捕手。通称トシ)、早乙女静香(海堂高校野球部二軍監督)、早乙女泰造(抜群のマッサージ技術を持つ、二軍のコンディショニングトレーナー。静香の兄。なぜかオカマ)●あらすじ/チーフマネージャー・江頭の計らいで、退部は免れた吾郎。しかし選手を商品化しようとする、江頭の心ない計画を知らされた静香たちは愕然とする。江頭は吾郎の過去にまつわる話題性を利用して、商売をしようとしているのだった。「学校の広告塔になるぐらいなら、いつでも辞めてやる」と言っていた吾郎に、この事実を伝えるべきか悩む静香。だが「選手をだまして、江頭の計画の片棒をかつぐようなマネはできない」と、心中覚悟で真実を告げることにした(第1話)。●本巻の特徴/事実を知った吾郎だが、海堂を辞めることはなかった。そんな吾郎に静香は「客寄せパンダにされて悔しくないの? 江頭の商業主義マニュアルに手を貸すことになるのよ」と厳しく反論。しかし吾郎には別の考えがあった。吾郎には海堂で甲子園に行く気など毛頭なく、二軍で力をつけて今の一軍を倒したら、さっさと海堂から出ていく気だったのである。そして吾郎は、8か月先に予定されている、一軍対二軍の壮行試合で一軍を叩きつぶすことに照準を定めた。しかしどんな練習をしたらいいのかわからず、自信もない。そんな吾郎に泰造は“調教”を開始する。●その他の登場人物/江頭哲文(チーフマネージャー。別名監督代行で、海堂の実質ナンバー2)、千石真人(1軍の4番バッター。海堂史上最強のスラッガー)

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