• Author満田拓也
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091260826
  • Publish Date2000年11月

MAJOR 32

▼第1話/吾郎の真価▼第2話/覚悟▼第3話/暗雲▼第4話/無敵の豪腕▼第5話/暴走▼第6話/頼み▼第7話/絶体絶命▼第8話/吾郎VS千石▼第9話/吾郎の真意●登場人物/茂野吾郎(名門・海堂高校野球部の1年生。実の父も義理の父もプロ野球選手)、佐藤寿也(吾郎と一緒に海堂高校野球部に入部した天才捕手。通称トシ)、早乙女静香(海堂高校野球部二軍監督)、早乙女泰造(抜群のマッサージ技術を持つ、二軍のコンディショニングトレーナー。静香の兄。なぜかオカマ)●あらすじ/初夏。遂に一軍対二軍の壮行試合が始まった。二軍の先発マウンドに立った吾郎は、いきなり155Km/hのストレートで先頭打者を三振に切って取り、「さあ自慢のマニュアル野球でかかってきな」と一軍に向かって挑戦状を叩きつけた。だがその時、ネット裏の江頭が「君の実力は十分わかった。ピッチャー交代だ」と告げる。当然反発する吾郎。そして静香も、江頭に逆らって続投を指示した(第1話)。●本巻の特徴/江頭への造反で、静香には解雇のおそれが。しかし吾郎は「俺がこの試合、一軍相手に投げ勝ったら文句ねえんだろ!?」と江頭に吠え、試合を再開させた。吾郎のピッチングは絶好調で、一軍打線を完全に抑え込む。打線も一軍の左のエース・桜庭のボールを打ち返し、互角の戦いをしていた。だが、そんな中で寿也だけには元気が無い。寿也は試合前、静香に「この試合には関わりたくない。モチベーションがまったく上がらない」と告げていた。その理由は一体? 一方吾郎は全力投球で6回まで完全試合を続けていたが、疲れの出てきた7回、遂に一軍打線に捕まり1点を失う。そしてベンチに戻った吾郎は、みんなの前で衝撃的な発言を…!!●その他の登場人物/江頭哲文(チーフマネージャー。別名監督代行で、海堂の実質ナンバー2)、千石真人(一軍の4番バッター。海堂史上最強のスラッガー)、薬師寺(二軍一の強打者)、眉村(吾郎と並ぶ、二軍のエース)

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