近くの書店で在庫を調べる
  • AuthorNHKスペシャル取材班
  • Publisher講談社
  • ISBN9784065218334
  • Publish Date2021年1月

たたかう免疫 / 人体VSウイルス真の主役

新型コロナウイルスと戦うために、今私たちが知っておくべきことを、世界最高峰の研究者に取材。
NHKスペシャル「シリーズ人体」のタモリ×山中伸弥教授コンビが、新型コロナウイルスと戦う最強部隊「免疫」の秘密と効果に迫る!
山中伸弥教授「特別インタビュー」では、新型コロナウイルスに対して最先端科学がどこまで迫っているか、免疫がなぜ大事かを解説してくれた。
「これが、知っておきたい体を守る最新常識!」
●ワクチン接種の前に知っておくべきこと
●治療薬やワクチンも免疫の仕組みを利用
●自然免疫が働かないと抗体をつくる獲得免疫は始動しない
●重症化する人としない人の違いとは何か
●どうすれば免疫力は高められるのか
●なぜ、新型コロナウイルスは人を死に至らしめるのか
●なぜ体中に後遺症が出るのか
●なぜ変異は起きるのか
●エリート抗体で作られる治療薬とはどういうものか
●予防接種で自然免疫は鍛えられる
●感染を見逃さない検査の受け方
●日本人に感染者が少ないのは交差免疫の影響か ほか
実は、人体vs ウイルス ―― 生命40億年の歴史の中で、私たちの祖先は幾度となくウイルスと戦い・克服し・共存してきた。その結果、私たちの体内には、驚くほど精緻で複雑な「免疫系」と呼ばれる防御ネットワークが存在している。多種多様な免疫細胞が情報交換し、ウイルスや細菌の弱点をついたオーダーメイドの抗体で撃退する体の防衛部隊となる。
今、強力な敵である新型コロナウイルスが出現。風邪とは大きく異なる武器が人類を苦しめている。しかし、ここでも免疫が、その感染防御やワクチン開発のカギを握っている。
番組では、このダイナミックな免疫系の仕組みや新型コロナウイルスへの攻撃方法などを、番組独自のCGと8K顕微鏡映像で見える化。書籍化では巻頭のカラーページで紹介する。
さらに、日本の免疫学の第一人者が、パンデミックから自分や家族の体を守る免疫の働かせ方をわかりやすく伝授。
〈目次より〉
特別インタビュー 山中伸弥教授 京都大学iPS細胞研究所所長・教授
「山中先生に新型コロナウイルスとどう戦えばよいか聞いてみた」
第1章 免疫vsウイルス *新型コロナウイルスのしたたかな生存戦略
第2章 解剖 *患者に刻まれた免疫暴走の痕跡
第3章 免疫の多様性 *エリート抗体の持ち主現る
第4章 胎盤も記憶も *ヒトとウイルスの「共存関係」
第5章 ファクターXと治療法・ワクチン *今欠かせない知識
第6章 免疫力を高める *なぜ「これ」がいいのか、科学で証明

>> 続きを表示
    •  
    • This book can be read at
    • Borrowed People