民謡は野の声、天の声であるという。民族があり、言語があるかぎり、民謡は生まれる。悲哀と諧謔をあわせもつ朝鮮の民謡は、長い歴史を通じて民衆が織りなした心情の記録であった。本書は、暗い植民地時代、東京で民謡を採集することに望郷の思いのはけ口を見出そうとした編者の青春の記録でもある。
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