朝日新聞の読書欄にて、その評者はいう。「いま、人文系の学問で、いちばんげんきがあるのは社会学じゃないかな。家族の姿はどのように変わりつつあるのか、女と男の関係はこれからどうなっていくのか。この社会に生きていれば誰しもが感じてしまうこういう疑問に、新しい世代の社会学者たちは、真っ向から挑戦しようとしている。奥村隆さんが編集した本は、なかでも群を抜いた出来栄えだ」。社会学に関心のある人必読の書。