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  • 著者保阪正康
  • 出版社朝日新聞出版
  • ISBN9784022951090
  • 発行2021年1月

陰謀の日本近現代史

いつの世も、知恵と知恵の戦いが歴史をつくる。時にそれを「陰謀」という。よく知られた史実も、本来は何者かの陰謀の産物かもしれない――。必敗の対米開戦を決定づけた「空白の一日」、ルーズベルトが日本に仕掛けた「罠」、西郷隆盛が見誤った「会津の恨み」、「天皇がいて、いなかった」大正の特異な5年間、大杉栄虐殺の真犯人、特攻攻撃の本当の責任者、瀬島龍三が握りつぶした極秘電報の中身……。歴史は陰謀に満ち満ちている。そして真相は、常に闇に閉ざされる。近現代史研究の第一人者が、その闇に光を当てる。あの戦争を中心に、明治以降の重大事件の裏面と人物の命運を史料と肉声で検証。「真実」を明らかにする!〈目次〉第1部  陰謀の近現代史 第1章 仕組まれた日米開戦 第2章 事件の伏線、人物の命運第2部  歴史から問われる、大局観 第3章 戦争に凝縮された日本的特質 第4章 歴史の闇を照射する記録と証言

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