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  • 著者土屋健 服部雅人 藤原慎一
  • 出版社技術評論社
  • ISBN9784297119201
  • 発行2021年2月

ifの地球生命史 / “もしも”絶滅した生物が進化し続けたなら

大人が楽しめる、超リアルなビジュアルブック!
今回は、地球生命史における「if(もしも)の進化」に迫ります。
古生物は、すでに絶滅しています。
しかし、もしも古生物が“何らかの理由で”絶滅を回避し、子孫を残したとしたら、いったいどのような姿へと進化を遂げるのでしょう?
古生代の、あの甲冑魚が滅びなかったとしたら。
中生代の、あの肉食恐竜が滅びなかったとしたら。
新生代の、あの哺乳類が海洋進出をしなかったとしたら。
この本では、そんな「ifの物語」を、超リアルなCGを駆使して展開してみました。
もっとも、いくら「if の世界」であるとはいえ、この本に登場する“if の古生物” は、完全な想像ではありません。
これまでの研究によって明らかになっている進化の系統、生態、他の古生物たちとの関係、周囲の環境などの情報をもとに、専門家とともに
「この系譜で進化してきた古生物が、もしも、このまま進化を遂げたら、こんな種が登場したのではないか」
と“科学的思考実験”を行っています。
「あの魚、このまま進むとこんなになっちゃうの?」
「あの恐竜、こんな環境に進出しちゃうの?」
「あの哺乳類、食べ物を変えてこんな姿になるの?」
古生物たちの進化傾向と生存戦略を、直感的につかんでもらえます。
実在の古生物とifの古生物が交錯しながら展開する奇妙な世界。
古生物のもつ「思考実験を行う楽しさ」を感じてもらえる、マニアックな1冊です。

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