東村アキコが描く、女・上杉謙信一代記!
戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった―――
時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。
失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と――
強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。
東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!
【編集担当からのおすすめ情報】 『かくかくしかじか』で、マンガ大賞2015を受賞。 『海月姫』『東京タラレバ娘』『主に泣いてます』『ママはテンパリスト』など、大ヒット作を次々と世に放ってきた漫画界の全方位打者・東村アキコの最新作にして最意欲作!!
まさに“満を持して”挑むは本格大河ロマン。 …しかも題材は「女・上杉謙信」! というからには、面白くないはずがありません。
実際に上越市へ取材に行かれ、「謙信は本当に女だった」という確信を得たという東村さんが、のびのびと、だけど「本気で」(!!)描かれた本作、 第1集はまだまだ序章、子供時代の「虎千代」こと謙信の様子が生き生きと描かれています。 一体彼…もとい、彼女はどんな幼少期を過ごしたのか? そして、ライバル・武田信玄は――!?
東村漫画史上最強のヒロイン・謙信の一代記、 是非一緒に彼女の背中を追いかけてください!