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  • 著者中北朋宏
  • 出版社日経BPM(日本経済新聞出版本部)
  • ISBN9784532323875
  • 発行2021年2月

コンプレックスは営業の最高の武器である。

「不完全な自分」が最大の武器だった!
“できない"で成功するための自分の作り方とは ?
◆コロナで営業の場がオフラインからオンラインに変わった。今後はオンラインでの営業が常識になり、オフラインで会う回数は減っていく。だからこそ実際に会う場となる「オフライン」は特別な意味を持ち、そこで着実に成果に結びつけることが重要になる。そのためには、オンラインとオフラインで戦略を分けることが必要だ。まずは、実際に会ってもらうためにも、オンライン上で顧客の情報引き出す力がが求められる。
◆笑いの世界ではビジネス界に先駆けて変化がおきていた。テレビの視聴率低下で、今までポジションとして用意されていた売れるための「座席」(番組)が削られてきているからだ。その中で、売れる方法は2つしかない。1つ目は、圧倒的に「面白いネタ」を披露すること。2つ目は大御所にイジられ、共感を引き出すことで「助けてもらう」ことだ。前作では「面白さ」について解説した。今作は「共感を引きし、助けてもらうための技術」を紹介する。
◆共感を引き出すために重要なのは「コンプレックス」だと著者は主張する。この場合のコンプレックスとは、自分の感情が動いた辛い経験のことを指す。加えて、その経験を話し手がポジティブに捉え、乗り越えていることが重要だ。相手の反応を見て「〇〇さんも若い頃は苦労されたんではないですか」?と質問をすることで同じような経験を引き出し、心理的な距離を縮める。
◆相手から共感を引き出すと、助けてもらいやすくなる。自分の弱い部分を伝えることで周囲の人間が手を差し伸べて助けてくれることが増えるのだ。これは、社外でも社内でも使える。自分を支援してくれるチームを作ることで、これからの営業は個人プレーから、よりチームプレーに変わっていく。本書では「コンプレックス営業」を成功させる10か条を紹介する。

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