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  • 著者池上遼一 史村翔
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091823694
  • 発行1994年5月

サンクチュアリ 9

“表(政界)”と“裏(裏社会)”から、日本の変革を目指す2人の男がいた
▼第1話/四代目代行▼第2話/10年先▼第3話/意識改革▼第4話/旧友▼第5話/暴露▼第6話/記者会見▼第7話/廉潔▼第8話/勝算▼第9話/表明 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物)、伊吹英明(神戸山王会四代目) ●あらすじ/山王会四代目の伊吹が、組長を殺された長崎組の報復で銃撃された。重態の伊吹に替わり、山王会直系の組長の武藤が強引に山王会四代目代行の地位を手に入れる。ある日、混乱する山王会を憂えていた伊吹のもとに北条が現われる(第1話)。敵対関係にあった北条と伊吹だったが、今後は極道社会の再編に向け協力することになる(第2話)。同じ頃、北条の後見役である市島を、伊佐岡が訪ねていた。二人は、終戦直後の日本で共に未来を語り合った友であったのだ……(第3話) ●本巻の特徴/国内最大の広域暴力団である山王会の協力を取り付けた北条は裏社会の再編に乗り出す。北条と浅見の関係が伊佐岡からマスコミにリークされた結果、浅見は議員を辞職せざるを得なくなる。が、今度は逆に伊佐岡が、山王会の圧力により国会の解散を余儀なくされる。そして、この選挙に浅見と共に北条も立候補を表明し、新たな戦いが展開されていく。 ●その他の登場キャラクター/武藤昇一(山王会直系武藤会会長)(第1話)、鹿浜勇介(郵政大臣)(第9話) ●その他のデータ/ODA(第4話)

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