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  • 著者池上遼一
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091835314
  • 発行1995年1月

サンクチュアリ 11

“表(政界)”と“裏(裏社会)”から日本の変革を目指す2人の男がいた!
▼第1話/ルール▼第2話/追跡▼第3話/教え子▼第4話/二時間▼第5話/当選▼第6話/新会派▼第7話/時間▼第8話/選択▼第9話/同夢 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物)、伊吹英明(神戸山王会四代目)、狩谷久雄(立風会幹事)、ウラジミール・ソロコフ(元・ソ連の高級官僚のロシアン・マフィア) ●あらすじ/ロシアン・マフィア、ソロコフと組んだ瀬川と相楽会の抗争で、ついに民間人の負傷者が出てしまう。このことで、北条と浅見の陣営は選挙戦で苦戦を強いられる(第1話)。そんな時、北条はロシアの利権を目当てにソロコフに接近するロシアン・ロビー(ロビイスト)の存在を知る。それは、与党・民自党の望月首相と原口代議士であった。そこで北条は、このスキャンダルの証拠写真を撮ってマスコミに送り、選挙戦の逆転を目論む(第2話)。そして、投票日。浮動票に期待する北条と浅見陣営の期待に反し、投票率は伸び悩む。民自党のスキャンダルも政治に無関心になった国民を投票場にまで向かわせるインパクトはなかったのだ。投票締め切り3時間前。選挙戦を中継するテレビ・リポーターの前に、血まみれになった瀬川が現われ、ソロコフの正体を暴露する……(第3話) ●本巻の特徴/困難な選挙戦を闘い抜いて一応の勝利を勝ち取った北条と浅見が、次のステップ(国会内での影響力の拡大)に進んでいく。 ●その他の登場キャラクター/狩谷久雄(立風会幹事)(第6話)、渡辺伸二郎(第6話)、五木克彦(社民党党首)(第6話)、大沢晴男(民主党旧金沢派会長)(第6話)、新川将司(民主党離党8人会代表)(第6話)、ザミャーチン(ロシアの若手政治家)(第7話)、エルツェン(ロシア大統領)(第7話)、グリノフスキー(ロシアの極右政治家)(第7話)、塚山喜郎(民自党塚山派)(第8話)、河内信介(民自党旧望月派)(第8話)、田丸洋一(民自党伊佐岡派幹事)(第8話)、(第話) ●その他のデータ/ロシアン・ロビー(第2話)

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