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  • 著者池上遼一 史村翔
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091823663
  • 発行1993年3月

サンクチュアリ 6

“表(政界)”と“裏(裏社会)”から、日本の変革を目指す2人の男がいた
▼第1話/神戸山王会▼第2話/五合目▼第3話/カラクリ▼第4話/恩讐▼第5話/ウジ虫▼第6話/斧▼第7話/約束▼第8話/確率▼第9話/杯事 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物) ●あらすじ/浅見と行動を共にすることを決意した猪狩は、民自党の伊佐岡に離党届けを提出する。浅見は、この猪狩を中心とする団塊世代の議員グループ「70年会」による政権奪取を目指す。北条は日本最大勢力の組織「神戸山王会」を訪れ、三代目の緒方に山王会の関東からの全面撤退を要求する。この要求は、山王会の注意を関東に引きつけておくことで、九州制圧に動きだした渡海を助ける「陽動作戦」だった(第1話)。 ●本巻の特徴/北条と浅見は、“表(政界)”と“裏(裏社会)”の最大派閥である“民自党”と“神戸山王会”に反旗を翻し、現体制に対する本格的な戦いを開始する。浅見は、リゾート開発に絡む闇献金疑惑を追求することで民自党を牛耳っている伊佐岡の失脚を図る。北条は、日本最大の組織に・神戸山王会と全面対決を表明。しかし、山王会から放たれたヒットマンに撃たれてしまう。 ●その他の登場キャラクター/緒方栄蔵(神戸山王会三代目)(第1話)、岩田(小倉岩田組総長)(第1話)、原口賢二(通称・ハラケン。民治党きっての寝業師)(第3話)、朝間(自殺した仙石辰巳代議士の元・第一秘書)(第4話)、伊吹英明(神戸山王会のナンバー2)(第4話)、熊谷(警視庁四課[マル暴]課長)(第5話) ●その他のデータ/カンボジア・1970年代後半(第7話)

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