• Author池上遼一 史村翔
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091823656
  • Publish Date1992年8月

サンクチュアリ 5

“表(政界)”と“裏(裏社会)”から、日本の変革を目指す2人の男がいた
▼第1話/抗争▼第2話/力▼第3話/極道▼第4話/想い▼第5話/終結▼第6話/決意▼第7話/狙い▼第8話/ビセット▼第9話/号泣 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物) ●あらすじ/「あんた達 団塊の世代がナマクラだったから今の政治(システム)が出来上がっちまったんだよ!!」。浅見に痛烈な批判を浴びたことで、若手政治家のリーダー・狩谷は現在の日本の政治の在り方に疑問を感じ始めていた。浅見が苦言を呈したのも、狩谷を中心とする団塊世代の議員グループ「70 年会」の力を利用できないかと考えたためだ。同じ頃、北条の策謀により暗殺された今井武山連合総長亡き後の体制を“武山連合の四天王”(松田、加藤、宮村、徳田)が話し合っていた。集まった4人の組長のなかで武闘派の徳田だけは、すぐに報復すべきだと主張する。会合の帰路、その徳田の車が銃撃される。徳田は、現場に残されたボタンから土門会の仕業と見て逆上する。実は、これも、対抗勢力同士を戦わせるために北条が仕組んだ策謀であった(第1話)。 ●本巻の特徴/北条と浅見が、政界と裏社会にそれぞれ存在する権力を「利用」「敵対」させ、のし上がっていくさまが描かれる。また、後半では対日強硬派のアメリカ大統領補佐官・ビセット女史が登場し、物語のスケールがさらに広がっていく。 ●その他の登場キャラクター/松田守隆(武山連合松田組組長)(第1話)、加藤辰巳(武山連合加藤組組長)(第1話)、宮村政伸(武山連合宮村組組長)(第1話)、徳田貞幸(徳田組組長)(第1話)、亀井修一(東日本土門会副理事長)(第5話)、ビセット(アメリカ大統領補佐官)(第6話)、大西英二(渡海の旧友のヤクザ)(第6話) ●その他のデータ/神戸山王会(第6話)

>> 続きを表示