• 著者東村アキコ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091875655
  • 発行2016年2月

雪花の虎 2

元服、初陣――いよいよ歴史の表舞台へ!

東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、第2集!

天文九年(1540年)、虎千代11歳。 父・為景の隠居後、兄・晴景が長尾家の家督を継ぐと、荒れていた越後の情勢はますます悪化、長尾家は度重なる戦の渦中にいた。 その年の暮れ、虎千代の成長を見届けぬまま、為景が帰らぬ人となる。

愛する父の死に「この城を守るのは自分だ」と覚悟を新たにする虎千代だったが、明けて天文十年(1541年)、彼女の体に異変が起きる。

一方、隣国・甲斐の武田家では、当主・信虎の暴政に家臣たちの我慢も限界に達し、息子・晴信に ある決断を迫るが……

後の上杉謙信と武田信玄。 いまだ相見えぬ終生のライバルの運命は今、大きく動き出そうとしていた――

1集発売後即大量重版の注目作、待望の第2集が遂に登場!

【編集担当からのおすすめ情報】 NHK『漫勉』でも注目の、東村アキコの新作の第2集が登場!

今集では、虎千代(謙信の幼名)が父の死をきっかけに女ながらに元服。 名を景虎と改め、いよいよ歴史の表舞台へと歩みを進めます。

女ならではの避けられない運命、 残された兄との絆、 そしてのちの終生のライバルとなる、武田信玄の存在……

幼き穏やかな日々へと別れを告げる、激動の第2集。 是非お楽しみください!

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