豊かな教育実践で注目される佐藤ママが、これからの子どもたちに一番大切な力だと言う「読解力」。「読解力」を育む育児、幼児教育とは……という視点で、子どもたちへの働きかけ、学習を振り返り、その実践方法を、次のお母さん、お父さんへのエールとしてしるした教育書。
我が家の教育の土台は「公文式」と言い切る著者の公文式活用術も満載しています。
目次より抜粋
第1章 読解力はいきなり身につかない
読解力は、2Dの文章を頭のなかで3Dに立ち上げて、イメージできる能力/読解力はなぜ必要か
第2章 読解力を育てるには、6歳までの幼児教育が大切
幼児のうちに、楽しみながら読解力の基礎をつくる/幼児教育は無駄を恐れない/早く言葉を覚えたほうが、親子ともにラク/「子どもにとっていい」と思うことはまず1歩踏み出してみる など
第3章 読解力 我が家の実践 絵本と童謡
最初の絵本選びはオススメされているものから//3歳までに1万冊を達成するコツ/お父さんにも手伝ってもらう/絵本で読解力の基礎を育て、精神年齢を高める/どんな歌を歌ってあげたいか/オリジナルのうたカードを作成/童謡で語彙力が増え、教養が身につく など
第4章 読解力 我が家の実践 公文式学習そのほか
公文式と読解力/教材を楽しくやるために、あの手この手の工夫を凝らした/公文の国語の学習/公文の算数の学習/俳句、ひらがな、足し算のカードは、カレンダーに記録/無理に覚えさせない/九九は歌いながら楽しく覚える/習いごとは、勉強系、芸術系、スポーツからひとつずつ/ 遊びの邪魔をしないことが、後の集中力につながる など
第5章 読解力 我が家の実践 小学校
「学校の授業は簡単」とは言わせない/実物を見せると、読解力がつく/子どもの点数に一喜一憂せず、同じ態度で接する/記述問題に強くなるための方法/新聞の上手な活用法/子どもの性格に合わせて、勉強のサポートをする など
第6章 今後ますます読解力は必要になる
AI(人工知能)に負けないような豊かな人間性が必要/今後ますます読解力が大事になる