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  • Author山室晋也
  • Publisherポプラ社
  • ISBN9784591168004
  • Publish Date2021年2月

経営の正解はすべて社員が知っている

プロ野球球団・千葉ロッテマリーンズは2014~2019年の6年で球団創立以来最多観客数を達成し、2018年には球団史上初の単体黒字を達成した。その立役者となったのが、前・球団社長の山室氏だ。
山室氏はみずほ銀行での17期中15期の総合成績優秀賞獲得などの突出した実績から「リアル・半沢直樹」とも言われ、千葉ロッテマリーンズ社長就任後はチームの成績が6年間でAクラス2回(4,3,3,6,5,4位)ながら、スポンサー獲得・ファンサービス、球団職員の意識改革などで、前述のように観客動員数と売上・営業利益を改善&過去最高を達成した。
本書は山室流の経営改革を記したビジネス書。人気がない、やる気も低い、パフォーマンスも低い組織を立て直した山室氏の手法は、多くのビジネスパーソンに参考になるものである。
<もくじ>
序章  ダメ銀行員がなぜ球団社長になったのか
第1章 組織の「内情」を知る
第2章 組織を「導く」
第3章 全方位を「お客さま」と考える
第4章 「経営」の視点を持つ
第5章 数字を読み、利益を生み出す
第6章 「ビジネススキル」以前に「人間」を磨く
<著者>
山室晋也(やまむろ・しんや)
株式会社エスパルス(Jリーグ・清水エスパルス運営会社)代表取締役社長。前・千葉ロッテマリーンズ取締役社長。
1960年三重県生まれ。立教大学を卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。4店の支店長を経験し、支店長在任17期中15期で総合成績優秀賞を受賞。11年から執行役員、13年にみずほマーケティングエキスパーツ代表取締役社長、その経歴から「リアル・半沢直樹」とも言われる。同年千葉ロッテマリーンズ顧問を経て、14年に社長就任。営業利益マイナス25億(着任前の直近5年間平均)の千葉ロッテマリーンズを、6年間で「創業以来初の単体黒字」「売上1.8倍」「球団創立以来最多観客数」を達成する。
20年より現職。清水エスパルスにおいても、本拠地・IAIスタジアムの指定管理者への立候補や、Jリーグ初のファナティクス・ジャパンとのパートナーシップ契約など、精力的に改革を実践している。
本書が初めての本になる。

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