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  • 著者池内了
  • 出版社青土社
  • ISBN9784791773565
  • 発行2021年2月

宇宙研究のつれづれに / 「慣性」と「摩擦」のはざまで

はるか宇宙から眺めると、現代社会はどのように見えるだろうか。
戦争のなかで平和を訴え続けたアインシュタイン、AIの軍事利用に異を唱えるGoogle社員、戦争によってもたらされた環境破壊、軍事研究に侵食されてゆく学問、江戸時代に宇宙論を展開した司馬江漢、そして科学の詩学を追い続けた寺田寅彦……。科学的好奇心と使命感に駆動され、あらゆる事象の「慣性」と「摩擦」をとことん観察し続けた科学者が描き出す、ひとつの本質。

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