フィンランドの人気絵本マッティ・シリーズの最新刊がついに刊行になりました!
今回は、フィンランドの「ちょっと不思議なことわざ」がテーマ。
マッティが、バラエティ豊かな表現の数々を「体当たりで」教えてくれる一冊です。
思いもよらぬ言い回しにクスっとしたり、驚いたり、勇気づけられたり……。
言葉が持つ不思議な力を満喫できるフレーズが、この本にはつまっています。
ぜひ、お気に入りのフレーズを見つけてみてください。
【こんな不思議なことわざが紹介されています】
・ウサギの背に乗っているわけじゃない→(意味)慌てることないよ
・ほら、玉ねぎ→(意味)以上! これで全部!
・発酵乳でいっぱいの桶→(意味)まるで動じず、落ち着いている
・試合用パンツをはく→(意味)怒る
・ムーミン谷の仲間が足りない→(意味)ちょっとどうかしているよ
・勇者は濃いスープを飲む→(意味)果敢に挑む人には幸運が訪れる
・財布の中にマッティがいる→(意味)お金がすっからかん
【フィンランドの人気キャラクター「マッティ」とは?】
・混んでいるところが苦手
・馴れ馴れしいのが苦手
・雑談や自己主張も苦手
・褒められるのも苦手
・コーヒーとサウナが好き
・平穏と静けさを愛する
・体調が悪くても怠け者と思われたくなくて出社してしまう
……という「ごく一般的なフィンランド人」の特徴をすべて備えたキャラクターで、
本シリーズの第1作目(邦訳『マッティは今日も憂鬱』方丈社)は
フィンランドのコミック部門売り上げNo.1を記録!
何となく日本人とも似ている、シャイで心優しい性格のキャラクターです。
(*「マッティ」はフィンランドに多い男性の名前でもあります)