19世紀のイギリスの植物学者、アンナ・アトキンスは、「世界で最初の女性写真家」として知られています。カメラを使わず、日光を利用して青と白で対象物を写しとる、サイアノタイプ(青写真)という手法で、美しい青い写真をのこしました。 ほとんどの女性が科学教育をうけられなかった当時の社会で、アンナがどのように自分の世界を切りひらいていったかをえがく絵本です。