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  • 著者東京大学教養教育高度化機構アクティブラーニング部門
  • 出版社東京大学出版会
  • ISBN9784130530934
  • 発行2021年3月

東京大学のアクティブラーニング / 教室・オンラインでの授業実施と支援

序 章 東京大学におけるアクティブラーニングの歴史と組織(山口和紀,齋藤希史,星埜守之,網野徹哉)  1.教育高度化機構アクティブラーニング部門  2.駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)  3.本書の構成    Ⅰ アクティブラーニング型授業

第1章 聖火リレーと江戸名所――文系の初年次ゼミの授業事例(田村 隆)  1.初年次ゼミナール文科  2.授業開始  3.発表とフィードバック  4.狭山の池

第2章 平和のために東大生ができること――海外研修の準備授業の事例(岡田晃枝)  1.授業の背景情報   2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.オンライン化への対応  5.おわりに

第3章 模擬国連で学ぶ国際関係と合意形成――ロールプレイの授業事例(中村長史)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.授業改善の軌跡

第4章 液体としての水の特性と分子自己集合を考える――理系の初年次ゼミの授業事例(平岡秀一)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.授業改善の軌跡  5.オンライン授業における工夫

第5章 植物多様性をテーマとした論文執筆を学ぶ授業      ――オンラインデータベースに基づく授業事例(Diego Tavares Vasques)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.授業改善の軌跡  5.まとめ

第6章 アクティブラーニングによるWebプログラミング実践――反転授業の事例(吉田 塁)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫

第7章 大学教育開発論      ――「教える」をじぶんごとにする授業事例(栗田佳代子)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.授業改善の軌跡  5.オンライン授業での工夫

第8章 学生がつくる大学の授業 反転授業をデザインしよう!      ――学生参加型の授業づくりの事例(小原優貴,福山佑樹,吉田 塁)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫  4.授業の振り返りと改善の軌跡  5.今後の展開の可能性

第9章 SDGsを学べる授業をつくろ     ――学生による授業づくりの事例(中村長史,小原優貴,伊勢坊綾)  1.授業の背景情報  2.授業の目的・到達目標と構成  3.授業設計・実施における工夫・改善  4.オンライン授業での工夫

Ⅱ アクティブラーニング型授業を支える取り組み

第10章  座談会 TAによる授業支援  1 司会(伊勢坊綾)/座談会参加者(宮川慎司,田中李歩,九島佳織,須藤 玲) 2 司会(小原優貴)/座談会参加者(Diego Tavares Vasques,中村長史)

1 TAが語る授業支援の具体例  KALSTAになった経緯  KALSTAとしての授業支援  オンライン授業における授業支援  TAとしての支援の在り方  授業支援以外の活動

2 若手教員が振り返るTA経験の意義  TAを担当することになった経緯  教室空間と学びの関係  教育実践に活きるTAの強みへの気づき  TAの指導・育成について  現役TAへのアドバイス

第11章 対談 スタッフによる授業支援 司会(伊勢坊綾)/対談者(中澤明子)  アクティブラーニング部門設置当時の授業支援  KALSTAの育成とその研究  KALS TAの育成に関する研究  COVID-19を経たアクティブラーニングの支援・展望

第12章 座談会 アクティブラーニング解説教材作成 1 司会(小原優貴)/座談会参加者(中澤明子,福山佑樹) 2 司会(伊勢坊綾)/対談者(小原優貴,福山佑樹,脇本健弘) 3 司会(伊勢坊綾)/対談者(小原優貴,福山佑樹,吉田 塁)

1 「+15minutes」作成  教材作成の背景  工夫した点――手法の選択、構成など  大変だったこと,苦労したこと  学内外での反響  AL手法に関する教員向け教材作成の今後        2 映像教材作成   教材制作の背景  工夫した点――手法の選択,構成など  大変だったこと,苦労したこと  映像の活用  映像評価を研究に  AL手法に関する教員向け教材制作の今後        3 「+15minutes実践編」作成  教材作成の背景  工夫した点――手法の選択,構成など  冊子の活用          終 章 東京大学のアクティブラーニング――総括と展望(伊勢坊綾,中澤明子,星埜守之)  1.各章の内容  2.授業改善の軌跡   3.東京大学におけるアクティブラーニングの展望

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