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  • 著者童門冬二
  • ISBN9784054010673

国僧日蓮

“三たび国を諌めて用ずば、去る!”敢然と日蓮は鎌倉を去り、身延山に入った。しかし、日蓮の身延入りは単なる老後の隠棲ではなかった。身延山中から、時の北条政権に向かって果敢に国家改造を迫る晩年の日蓮が次の世代に託したものは何か。文永11年10月5日、元寇が大挙して日本を襲ってきた。

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