16世紀の手刺繍された財布から、戦時中の幾度も手直しして使われていたカバン、2000年代の高級ブランド・バッグに至るまで、バッグはユーザーたちのニーズや願望を反映すると同時に、ファッションに対する姿勢も変えてきた。本書では、黎明期の皮革製ポーチから、現代でも人気のある贅沢な逸品まで、ヴィクトリア&アルバート博物館の世界的に有名なコレクションを中心に、バッグの歴史的背景や物語を紹介している。
◎ 16世紀から現代までの、ヴィクトリア&アルバート博物館の類稀なるバッグコレクションより選定された90点以上の画像を収録。
◎ 巻末の参考資料には、より本文の理解を促す用語集付き