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  • 著者古賀康正
  • 出版社農山漁村文化協会
  • ISBN9784540202414
  • 発行2021年3月

むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり

日本と諸外国の米づくりの根本的な相違――籾摺り作業を農民がやるか、それとも業者がやるか――に注目し、アジアの米作農村地域に戦後多数出現した籾の賃搗き加工所=農村精米所の果たした役割と意義を詳述。今日、米の増産が求められるアフリカの米作発展の道を描く。
「農民の生活と行動、その文化に無関心でいて、『米作技術の改善』などを唱えるのは、あたかも空気に着物を着せようとするようなものだろう。技術の目的は、なによりもそれを扱うひとびとの幸福の実現にある。」(「おわりにかえて」より)

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