茶屋の主人は元奉行所与力。貧乏長屋をく悪党どもの正体は?名物料理と人情裁きが心に沁みる新捕物帳シリーズ開幕!江戸北町奉行所の前で腰掛茶屋を開く老主人は、かつて奉行所で御仕置の記録をする与力を務めていた。訴えや裁きの待合いのため訪れる客の話を耳にし、事件や揉め事の種を見つけ出しては、自ら解決に乗り出す。看板娘の加代や息子の紀一郎の心配をよそに、仕込み杖を手に今日も探索へ繰り出す弥兵衛だが…人情と捕物の傑作新シリーズ開店!