■ こんなのなかった! 本当に“難しくない”プログラミング入門の決定版
□ Scratchを使うから大事な基本の理解に集中できる画期的な学習法
「プログラミングはこれからますます重要になる」と言われても、どこから手を付ければいいのか……。そうなやんでいる人は多いでしょう。多くのプログラミング入門書は、「入門書」とは言いながらかなり難しい。途中で挫折した人もいるでしょう。手に取っただけであきらめた人もいるでしょう。
本書では、文法を基礎知識から切り分けて、どんな言語でも通用する基礎知識をしっかり学ぶことを目指しました。そこさえきちんと身に付けておけば、あとはどんなプログラミング言語に臨むときでも記述の仕方、すなわち文法に集中できます。急がば回れ。基礎と文法を別々に学ぶと、逆に効率がよくなるのです。
でも、プログラミングは実際に手を動かさなければ、プログラムがどう動いて、どういう計算をするのかを理解するのは難しい。実際にプログラムを作ってこそ、理解が進むというものです。
そこでScratchを学習ツールとして使いましょう。Scratchは、プログラムの部品となるブロックをつなげていくことで、プログラミングしていくスタイルのビジュアルプログラミングです。コーディングが必要なプログラミング言語とは異なり、「ちょっとした打ち間違いでプログラム全体が動かなくなる」なんてことはありません。文法を学ばずとも、プログラミングできます。そこで、Scratchを使うことで文法を学ぶ負担をほぼゼロに削減。それにより基礎の基礎の習得に集中できるのです。
Scratchを小学生専用にしておくのはもったいない。プログラミングを学ぶのにはぴったりのツールです。これまでプログラミングは難しそうと手を出せなかった人も、一度は学んでみたものの挫折してしまった人も、本書で実はプログラミングは簡単に身に付けられることを実感してみませんか?