• 著者後藤正治
  • 出版社ブレーンセンター
  • ISBN9784833904087
  • 発行2021年5月

拠るべなき時代に / 自選エッセイ集

本書への覚書

【Ⅰ】時評もどきの   孤塁からの声/長い物差し/誤報問題に思う/二つの敗戦国/誇りに足る一世紀を   雨に打たれる幸せ/拠るべなき時代に/アナログ世代の嘆き   ジャーナリズムの矜持/継承に足るもの/移植医療の歳月/変わりゆく五輪   普通のラグビーを愛す/”いましめ”としてのコロナ禍

【Ⅱ】人々の足音   姉・邦子の空白を埋めて(向田和子)/わたしの自身であれ(茨木のり子)   言葉の力(深代惇郎)/二人のユーモリスト(ドナルド・キーン)   涼しき頭脳(羽生善治)/ミスターラグビー(平尾誠二)   落涙の記憶(宮地克実)/カントリー・ボーイ(トンプソンルーク)   月見草の傷痕(野村克也)/イチローの墓参り(三輪田勝利)   寡黙な知の大家(山崎正和)/酒席の回り持ち(阿部牧郎)   美しい手紙(勝目梓)

【Ⅲ】作家たち   藤沢周平/司馬遼太郎/柳田邦男/保坂正康/河原理子/会津泰也/佐山和夫   馬場マコト/清武英利/梯久美子

【Ⅳ】書を評す   書評するとは何か/全体像に迫る/人生の瞬間/たった一人のNON   事故を社会化する/修羅を生きて/どう死んでいくか/「健さん」とは何者か   DNAに導かれ/アメリカの青春/日・比が闘った日々/タイガース現象を解く   固有の美意識/古代五輪をひもとく/クーベルタンの実像/マラソンの父   壮大なる寸劇/政治に翻弄されて/もっとも劇的な/無私の日系人   文士の祈り/回想と検証/白い妖精の翳り/熱量それ自体/滅びの道へ   過剰ビジネスへ/カリブの怪物/忍者のごとくに

【Ⅴ】プロムナード   はじまりの一冊/空腹ありて美食あり/『遠いリング』その後/『ナンバー』と私   ヒロシマを生きた二人/タテカン考・若者考/人ありて街あり/古書探索の趣   古書店の家族史/子孝行/記者となる君へ/病床にありて/追想「一九六八年」   それなりに生きたよ

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