近くの書店で在庫を調べる
  • 著者相場英雄
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094062731
  • 発行2016年3月

共震

『震える牛』『ガラパゴス』著者の原点!

大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して仙台総局に異動する。沿岸被災地の現状を全国の読者に届けるため、「ここで生きる」というコラムを立ち上げた。そんななか、宮沢とも面識のある県職員が、東松島の仮設住宅で殺害された。被害者の早坂順也は、県職員という枠を越えて、復興のために力を尽くしてきた人物だった。早坂は亡くなる直前まで、被災地の避難所の名簿を調べていたという。 舞台は、石巻、釜石、陸前高田--。著者渾身の鎮魂と慟哭のミステリー。

【編集担当からのおすすめ情報】 解説は、『遺体』の著者、石井光太氏、 文庫版解説は、岩手県盛岡市・さわや書店フェザン店の松本大介氏です。 東日本大震災から五年、 いまこそ手に取っていただきたい小説です。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • ちゃんちゃら
  • 師走の扶持 / 京都鷹ヶ峰御薬園日録
  • 妖の掟
  • 三月
  • 大名倒産 上
  • 大名倒産 下
  • 愛をひっかけるための釘
  • セイレーンの懺悔
  • 文・堺雅人
  • 悪徳の輪舞曲