1980年、中国農村工業化の「希望の星」と言われた蘇南モデル郷鎮企業は、90年代以降の急速な民営化・外資の大量進出・熾烈な階層分解を経て新たな発展段階に入りつつある。「国内民営企業×外資企業」の高度化するスパイラルな産業集積モデルを解明し、進出日本企業の針路を展望する。