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  • 著者伊藤博明
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062920957
  • 発行2012年2月

ルネサンスの神秘思想

千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、<古代神学>が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは? 哲学・思想・宗教的諸説混淆(シンクレティズム)の精神風景を、オカルトも交え描く。15世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。(講談社学術文庫)
自然魔術、降神術、占星術、錬金術、数秘術、呪術的音楽、カバラ……。
暗黒の中世を経て、甦った古代の神々と叡智。
もうひとつのルネサンス文化・思想史
千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、<古代神学>が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは? 哲学・思想・宗教的諸説混淆(シンクレティズム)の精神風景を、オカルトも交え描く。15世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。
<神々は再生した>。……古典古代のさまざまな宗教的観念(あるいは祭儀さえも)が復活しようとしていたのである。そして、キリスト教の<唯一の神>と異教の<神々>との対話、闘争、講和が、イタリア・ルネサンスの文化と思想を根底で条件づけているのである。……ヘルメス、ゾロアスター、オルフェウス、ピュタゴラスたちの教説は、自然魔術、降神術、占星術、錬金術、数秘術、呪術的音楽など、いわゆるオカルト学的要素や神秘主義的傾向を多く含んでいる。――<「プロローグ」より抜粋>
※本書の原本『神々の再生――ルネサンスの神秘思想」は、1996年東京書籍より刊行されました。

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