昆虫について、生きて動いているものの生態を辛抱強く観察しその意味を考えたファーブル。フンコロガシや狩りバチの仕事ぶりなど、ファーブルが本気で突き止めたもの、またその人物像にも迫れる五篇を「昆虫記」からセレクト。