リルケやランボーといった文学者、シュペングラーやトインビーといった歴史家、さらにはベーメからヴィトゲンシュタイン、ホワイトヘッドに至るキリスト教神秘主義者の生涯のなかに、西洋文明の没落と、全く新しい宗教の可能性を探る。