• Author鈴木規夫
  • Publisher日本能率協会マネジメントセンター
  • ISBN9784820729136
  • Publish Date2021年5月

人が成長するとは、どういうことか / 発達志向型能力開発のためのインテグラル・アプローチ

〓人の「本質的な成長」を実現する〓
「成人発達理論」×「インテグラル理論」が示す
能力開発・人材育成の新たな可能性
〓プロフェッショナルとしての新たな次元を切り開く〓
ケン・ウィルバー、ロバート・キーガン、カート・フィッシャー、
スザンヌ・クック・グロイター、ザッカリー・スタイン……
「発達研究」の最前線を対人支援に活かす。
○このような方にお勧めです
□スキル開発に留まらない”Being"の成長を実現したい
□「成人発達理論」「インテグラル理論」を実務において活用したい
□身体・頭/心・精神性・影を視野に入れた統合的なアプローチを模索している
□対人支援のプロフェッショナルとして、さらなる成長を目指したい
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VUCAと呼ばれ、複雑さ、混迷さが増すこの時代、
私たちは、どのような能力開発に取り組む必要なあるのでしょうか。
コーチ、コンサルタント、セラピスト等、
クライアントへのサポートに従事するプロフェッショナルとして
どのような支援を提供することが、
クライアントの本質的な成長へとつながるのでしょうか。
こうした問いに対して本書が提供するのは
「発達志向型能力開発」
というアプローチです。
○「発達志向型能力開発」とは?
「成人発達理論」や「インテグラル理論」によって解き明かされた
「人の発達の可能性」に着目し、
「知識」「技術(スキル)」を習得し、統合し、活用している主体である
「自己そのもの」を深化させることーー
新たなに「何か」ができるようになるという「Doing」の領域の成長だけではなく、
行動の主体である個人の「Being」そのものを変化・変容させることを目指す
能力開発・人材開発のアプローチ。
近年、ロバート・キーガンの書籍(『なぜ人と組織は変われないのか』)や
『ティール組織』によって世に知られるようになった
「成人発達理論」「インテグラル理論」は、
人・組織・社会のさらなる可能性を提示してくれる「希望の理論」と言えます。
本書は、そうした人の能力・可能性をひらく「希望の理論」をベースにしながら、
対人支援・能力開発を実践していくための
「考え方」と「方法論」を示していきます。
混迷を極める時代における「能力開発の羅針盤」、
そして、クライアントの本質的な成長を実現する「処方箋」として、
能力開発・対人支援の新たな次元を切り開く1冊です。

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