紀元2世紀からヴァイキングたちが用いたルーン文字は、その独特な形体とともに、呪術的要素や文字に付随した神話的図像によって、人々を魅了してきた。本書では、スカンディナヴィア半島はじめゲルマン民族が活躍した各地に残る銘文を解説し、ルーン文字の発展史をみる。ファミコン、アクセサリーで人気のルーン文字。類書が少なく、長らく待たれた格好の入門書。