70年間に及ぶ膨大な実践と記録石田和男の教育実践と思想、その現代的意味を読み解く戦後民主主義教育運動の大きな流れのなかで、生活綴方教育の可能性を探求し、独創的な運動を組み立てた石田和男と恵那の教育運動。「子どもをつかむ」思想、子どもの「生活実感」へのこだわり、「生活綴方の精神」、「地域に根差す」ことの意味、「魂の技師としての教師」論──数々の実践の教育学的な意味を探る。現代の教育現場によみがえる、石田和男の実践と理論