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  • 著者喜多喜久
  • 出版社宝島社
  • ISBN9784299017185
  • 発行2021年6月

科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

未解決事件に、元科警研のエースがふたたび挑む!
大人気! 警察×科学捜査ミステリー
知念実希人さん(作家・医師)推薦!
「闇の底深くに沈んだ過去の未解決事件に最新科学の光が降り注ぎ、驚愕の真相が照らし出される様が美しい」
東啓大学理学部に新たに開設された寄附講座『科学警察研究講座』。
科学捜査に関するテーマを扱うというその講座に配属された松山悠汰は、科捜研から派遣されてきた研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わることに。
松山たちが行き詰まったとき、かつて「科警研のホームズ」とまで称された講座責任者の土屋准教授が、驚くべき洞察力と推理力を発揮する!
(目次)
『科学警察研究講座』で扱われる四つの未解決事件
第一話 悲劇を招くアヴォケイション
未解決の強盗殺人事件。空になった金庫の扉に付着した絵具は何を意味するのか。
第二話 転落のケミストリー
前夫と後夫を立て続けに転落死で失った女性。二つの事件は保険金殺人なのか。
第三話 隠匿されたデッドリー・ポイズン
密室状況の屋敷で死亡した老人の体内からは、高濃度のヒ素が検出された。
第四話 絞殺のサイコロジー
十四年前、当時三歳だった藤生の弟が公園で殺害された。犯人はまだ捕まっておらず……。

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