河童、妖刀、大蛇、バテレンと法華、信玄の首……現代伝奇の旗手が描く誰も知らなかった戦国覇王の顔!その時、本能寺にいたのは誰だ?著者渾身の歴史巨編!『魔獣狩り』『神々の山嶺』『陰陽師』の創造主が描く、神になろうとした男!“蛇替え――つまり、蛇を捕らえるために、池の水を汲み出すことである。”UMA(未確認動物)の探索者であり、合理主義者だった信長。対するは、あやかしの人、飛び加藤こと加藤段蔵。「これで、おもしろいものにならなかったら、物語作家失格である。」