べんり屋、寺岡の冬。

夕食後の寺岡家に、お母さんのとげとげしい声が響いた。お父さんの言葉がお母さんを傷つけたのだ。次の日の朝、お母さんは家を出ていってしまった。心配でたまらない美舟に対し、親友の真帆は何だか冷たい…。

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