リボーンアート・フェスティバル2019 公式記録集―いのちのてざわり
東日本大震災からの復興を願って開催される芸術祭「Reborn Art Festival」。
延べ44万人以上が来場した、第2回「Reborn Art Festival 2019」を完全収録した公式カタログ決定版!
「ART」「MUSIC」「FOOD」の3つの柱で構成されるフェスティバルを 200ページにわたるカラーページで鮮やかに再現。
また、前回に引き続き装丁を手掛けたのはグルーヴィジョンズ。美しいコデックス装や、てざわりのある表紙の加工など、アートブックとしても持っておきたいクオリティに仕上がりました。
今年(2021年)8月から開催される「Reborn-Art Festival 2021-22」とあわせて楽しんでほしい一冊です。
リボーンアート・フェスティバルとは?
宮城県の牡鹿半島と石巻市街地を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできるお祭りです。2回目となる2019年は、7つのエリアで7組のキュレーター(中沢新一、有馬かおる、小林武史、名和晃平、豊嶋秀樹、島袋道浩、和多利恵津子・和多利浩一)が多様な作家たちと『いのちのてざわり』 に思いを馳せながら、展示をつくりあげました。 今、生まれ変わろうとしているこの場所だからこそ、他では出会うことのない価値や人に出会うことができる。今まで出会うことのなかった自分にさえ、 出会うことができるかもしれません。
「人間も自然の一部と思うところからスタートして、何が正しいのかではなく、どこで響きあえるのか、 それを探しながら進んできて、2回目の本祭を終えることができました。 「いのちのてざわり」という言葉があり、人懐っこかったり、情が深くなったり、王道的だったり、 カウンター的だったり、壮大だったり、なんてことなく見えたり、新しかったり、 懐かしかったり、言葉が美しかったり、言葉を超えていたり。 アーティストもお客さんも、多様に、ある意味勝手に、作品とともに盛り上がっていけた2回目だったと思います。 地元の方々、協力者の皆さん、助けていただいて本当にありがとうございました。 強い力に頼るだけではない、響き合う場づくりを、次もやっていきたいです。」(まえがきより、リボーンアート・フェスティバル実行委員長 小林武史)