日本人にとって、会社が人生に占める地位は大きい。その中で一回だけの人生にふさわしい日常になっているであろうか。個人のあり方から出発し、その個人からなる協働を通じて、組織の成果を発揮することが現代の課題となってきている。生誕100年を迎えたチェスター・バーナードの理論を実業界に初めて紹介しながら、日本的経営の土壌の中で個人とマネジメントのあり方を提示する。