愛は技術であり、方法論を学んで修練をして身につけるものだと説く。 愛することができるためには、依存心・ナルチシズム的全能感・他者を利用しようと何でも溜め込む守銭奴的欲求を克服して、自分の中の人間的力を信じ、自力を頼って生産的に人生を拓こうという勇気を獲得している前提が必要。 その上で、①配慮②責任③尊敬④知の要素からなる積極的・能動的な意識と行動が必要。 その技術修練のために、 規律+集中+忍耐+最高の関心(探究心)が必要。 愛の前提となる、自分自身の思考や感情の経験に基づく確信(信念)の獲得をまず修練すべしと。