著者渾身の書下ろし250枚を中心に構成! 宮沢賢治の宇宙と“生命誌”が響き合う!
「土神ときつね」「セロ弾きのゴーシュ」「なめとこ山の熊」「植物医師」……自然を“物語る”天才、宮沢賢治の作品群は、“生きているを見つめ、生きるを考える”生命誌(バイオヒストリー)とぴったり重なる。環境、人口、災害、技術など様々な問題を抱え、転換点を迎えるこの社会の、“いのちを中心にした”新しいあり方を考えるため、著者渾身のメッセージ!!
[解説]田中優子 [往復書簡]若松英輔 [月報]今福龍太/小森陽一/佐藤勝彦/中沢新一