決して忘れてはならない、「記憶」「死んだ真似」をして生き延びた少女。住民を殺す上官を手にかけた元兵士。ガマに入って遺骨を掘り続ける男性。今でも死体を踏んだ感覚がフラッシュバックする女性。「戦争を理解したい」という一心で世界の戦場を撮り続けてきた亀山亮。写真・テキストを駆使し、自身が向き合い続けてきた「戦争と記憶」を明らかにしていく。