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  • 著者横山起也
  • 出版社誠文堂新光社
  • ISBN9784416521250
  • 発行2021年9月

どこにもない編み物研究室 / 「ものづくり」のすべてに共通の考え方とコツがここにある!

手芸業界のパイオニアとしてワークショップや講演で大活躍する気鋭の編み物作家 横山起也が、今をときめく人気作家から牧師、歴史家まで、編み物のエキスパートたちと語り合う対談集。
この本が、あなたの今までの編み物の見方や楽しみ方をがらりと変えてくれる!
ゲストは以下の通り。
●北川ケイ(レース編み講師/近代日本西洋技芸史研究家)
明治以降の編み物の歴史を調査し続ける研究者。
個人所蔵とは思えぬほどの豊富な資料の向こう側から「なぜ日本の編み物には『正解』『間違い』があるのか?」の答えも見えてくる!?
●渡辺晋哉(会社員/牧師/編み手)
牧師と会社員の二つの顔を持つ編み手。
風景をスケッチし、そこから色やイメージを導きだして編みこんでいくその独自の手法などから「ものづくり」の深みに迫る。
●ソウマノリコ(糸作家)
紡ぎをはじめ、糸にかかわる様々なワークショップを展開する糸作家。
まず「人」があり、それに支えられて「ものづくり」があるという考えを実践する。
「手仕事が伝わる場」の向こう側には何があるのか。
●光恵(あみぐるみ作家/編み造形師)
「生きている」と言われるほどリアルなオランウータンの「オラン君」をはじめ、アメリカでも人気を博す様々な作品を生み出すあみぐるみ作家。
「オラン君」のような作品はどのように生まれるのか、その秘訣が公開される。
●西村知子(編み物作家/翻訳家)
人気編み物作家にして翻訳家、さらには英文レシピ紹介の第一人者でもある。
海外の編み物事情について話が展開されるうちに『編み物に涙はいらない(原題 : Knitting without tears)』という「編み手にやさしい考え方」について書かれた洋書の紹介にたどりつく。
そして、横山起也自身も、ニットデザイナーでもある おおあみゆみ さんを聞き手にむかえ、編み物にまつわる様々な話を喋り尽くす。
各人が伝える「ものづくり」への柔軟性は固くなった考え方をときほぐし、「こうあるべき」ではなく「これでいいんだ」という気持ちへといざなってくれる。
ほかにもスパイスの効いた4つのニットコラム、それぞれの対談内容にちなんだ作品レシピ6点を掲載。
編み物を愛するすべての人へ贈る1冊。
オールカラー、全160ページ。
■目次
●歴史が私たちに教えてくれるのは「正解」ではない
●「ものづくり」に必要なものは生活の中の発見にある
●糸は人と人をつなぐもの そして自分の心をほどくもの
●作品には見る人が入り込める「余白」を残す
●涙いらずの編み物。編み図・パターンで「得たもの」「失ったもの」
●編み物に言葉はいらない。 だけど、語る編み人がいてもいい
Column
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